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喘息(ぜんそく)の症状 その1
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■喘息(ぜんそく)の症状 その1

 喘息の症状は典型的な例では「ヒュー ヒュー、ゼー ゼーという音が息をすると出る」「咳が出て、なかなか痰が切れない」「息が苦しい」などです。喘息の特徴としてはこういった症状が出たり消えたりすることです。ただし、喘息が重症化してくるとこういう症状は一日中出るようになります。(しかし自分の喘息の症状は軽く見なしがちです。) このような典型的な症状では喘息の診断に困ることはありませんから、喘息と診断することは容易です。しかし、喘息はこのような典型的な症状を示す患者さんばかりではありません。「胸が重い」「咳が止まらない」「気管が狭くなったような感じがする」「階段を昇ったりすると息切れがする」「運動をすると息切れが強くでる」など様々な症状が実は喘息だったということは、日常の診察でよく経験します。
 反対に「胸が重い」と訴えて来られた患者さんの中に、狭心症だった患者さんもあります。
 咳が長く続くために「風邪が長引いている」というのもよく喘息で訴えられる症状の一つです。このような場合は他の病気を除外するために胸のレントゲン写真や心電図をとったり、呼吸機能を調べたりすることが必要になってきます。
 また、詳しく問診をすることは言うまでもないことですし、当たり前ですが、胸の音は必ず聴診します。
(この前、胸の聴診をしようとしたら不審な顔をされた患者さんがおられました。こんなことを書くのは本意ではありません。)



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